【いちばんやさしい解説】WordPressでサイトを持っている人へ。PHPの緊急脆弱性は、プラグインでは防げません。やることは3つだけです
結論から。 WordPress のサイトは、今回の PHP の脆弱性(PHP2Shell)の対象です。でも、レンタルサーバーなら PHP を直すのはサーバー会社です。あなたがやることは3つだけ。そして、プラグインでは防げません。
専門用語はできるだけ使わず、図で説明します。5分で読めます。
WordPress と PHP の関係
WordPress のサイトを「ビルに入っているお店」にたとえると、PHP はビルの入口です。今回壊れていたのは、この入口です。

お店(WordPress)の鍵をどれだけ頑丈にしても、ビルの入口から入られてしまいます。WordPress 自体に問題があったわけではないので、WordPress を最新にしていても関係してきます。
プラグインで防げる?
防げません。 WordPress でよく使う対策は、今回の件にはほとんど効きません。

根本対策は、ビルの入口(PHP)そのものを直すことだけです。
誰が直すの?

レンタルサーバー(エックスサーバー、さくら、ロリポップ、ConoHa WING など)なら、PHP を直すのはサーバー会社です。今回も各社が緊急メンテナンスで対応しています。あなたがサーバーをいじる必要はありません。
あなたがやること、3つだけ

1. PHP のバージョンを見る
WordPress の管理画面で「ツール」→「サイトヘルス」→「情報」タブ →「サーバー」を開きます。

- 8.2 以上:サーバー会社が更新すれば直ります。サーバー会社のお知らせを確認して待ちます
- 8.1 以下(7.4 など):古いバージョンで、公式の修正が出ません。サーバー会社が独自に直すか、PHP を上げる必要があります。下の「PHP を上げたら壊れる?」を読んでください
2. 知らない管理者がいないか見る
「ユーザー」を開いて、上の「管理者」をクリックします。

自分(と制作会社の人)以外の名前があったら、その時点で誰かに入られています。すぐにサーバー会社か保守会社に相談してください。
3. バックアップを取る
サーバーの管理画面の「バックアップ」か、プラグイン(UpdraftPlus など)で取ります。何かあったときに元に戻すための保険です。
制作会社に任せているなら、「PHP の件、うちの WordPress は大丈夫ですか?」と一言送れば十分です。
よくある疑問
メンテナンスモードにしたけど、もう遅い?
確認しないと分かりません。上の3つで確認してください。なお、メンテナンスモードのプラグインは、お店が「準備中」の札を出しているだけで、ビルの入口は人を通しています。今回の件は防げません。
メンテナンス中のサイトを開いても大丈夫?
見る側(あなたのパソコンやスマホ)に害はありません。ただし、見覚えのないサイトに飛ばされたら、すでに書き換えられている可能性があります。すぐ閉じて相談してください。
昔作って放置している WordPress がある
いちばん危ないのがこれです。PHP も WordPress も古いままで、公式の修正が出ません。使っているなら更新、使っていないならバックアップを取って閉じましょう。放置が一番よくない選択です。
PHP を 7 から 8 に上げたら壊れる?
壊れることがあります。古いテーマやプラグインが動かなくなり、画面が真っ白になることがあるからです。順番を守れば大丈夫です。

おかしくなったら、サーバーの管理画面で PHP のバージョンを元に戻せます。
STUDIO に乗り換えたほうが安心?
今回のような件は、サービスの会社がまとめて直してくれるので安心です。代わりに、プラグインで自由に機能を足したり、別のサーバーに引っ越したりはできません。「自分で面倒を見られないなら、面倒を見てくれるサービスを選ぶ」「WordPress で自由に作りたいなら、面倒を見てくれる人を付ける」という選び方がおすすめです。
まとめ
- WordPress は対象。でも壊れたのは PHP で、プラグインでは防げない
- レンタルサーバーなら、PHP はサーバー会社が直す。あなたがサーバーをいじる必要はない
- あなたは「PHP のバージョン」「管理者」「バックアップ」の3つを確認するだけ
- 放置している WordPress は、更新するか閉じる
詳しい技術的な手順はこちらの記事にあります。分からないことがあれば、相談だけでも構いません。
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